アカデミックハラスメント・上野千鶴子さん

スポンサードリンク

「アカデミックハラスメント」という言葉を知っていますか?
アカデミックハラスメントとは「アカハラ」とも呼ばれ、パワーハラスメントに類する嫌がらせのことをさす和製英語です。
社会学者の上野千鶴子が使い始めたことから社会に広まりました。
パワーハラスメントは「権力」「地位」を利用した嫌がらせであり、主に企業において上司が部下に業務の範囲を超えた嫌がらせをすることをさすのに対し、アカデミックハラスメントは大学や研究室などのアカデミック(学問的な、学術的な)場において、教授など地位の高い人物が嫌がらせを行うことをさします。
学生に対するアカデミックハラスメントはもとより、大学で人事権を持つのは教授であるため、職員に対するアカデミックハラスメントも横行しているのが現状です。
一般に広く開放された場ではないためということと、昇進や学位に影響するということもアカデミックハラスメントが横行してしまう大きな原因といえます。

アカデミックハラスメントとは・・・

「嫌がらせ」と言っても授業を受けさせなかったり、正当な理由なく罵倒する、などの露呈しやすいものだけでなく、性的な事柄を強要するセクシャルハラスメント的要素をはらむもの、研究・業務の妨害や昇進の妨げになるような嫌がらせを行うパワーハラスメント的要素をはらむものも含まれており、深刻な問題となっています。
告発されたアカデミックハラスメントでは、懲戒処分・訓告処分など厳しい処分が下されていますが、証拠となるものが少なく立証しにくいためか泣き寝入りする被害者が多く、公になったアカデミックハラスメント被害はごく一部のものだと言われています。
真摯に学問・教育に取り込んでいる教授もいる一方で、アカデミックハラスメントを行う教授も存在するのは許しがたいことです。
たまにパワーハラスメントへの注意を促すポスターを貼っている会社をみかけますが、アカデミックハラスメントはまだそこまで社会的に認知されていないようです。
学生に関しては、卒業するまでと我慢しているのかもしれません。
また、学生に私事をいいつけるなどの小さいものは、教授自信もアカデミックハラスメントとして認識していないのかもしれません。
大学で働いている方、大学に通っている方だけでなく、アカデミックハラスメントについてもっと考えてみませんか。