ボイラー技師とは?
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ボイラー技師というのは、ボイラーを取り扱う資格のある人の事です。
ボイラーというと、「オイラはボイラー…」とかいうCMで、ボイラーという名前は聞きますが、一般の人には馴染みの薄い機械です。
ボイラーというのは、空調や動力に使うのを主な目的にして、熱源を水に伝えて水を温水や水蒸気に変える熱源機関と言われますが、判りやすく言えばデッカいやかん≠フ事です。
ボイラーは自動車に使われている内燃機関(ガソリンエンジンやディーゼルエンジンのこと)より歴史は古く、蒸気機関車の動力源や、最近では工場や学校、ホテルなどの空調や建物内で利用するスチームなどを作りだすのに使われていますが、このボイラーと言う機関は、燃料を大量に燃やして、高温・高圧の水蒸気を生み出すので、取り扱いには十分な経験と知識が必要なため、素人が扱う事は法律で禁止されていまして、ボイラーを扱うこの出来る資格がボイラー技師≠ニいう事になります。
2級ボイラー技士の資格と試験
ボイラー技師は、労働安全衛生法という法律に基づいた国家資格で、特級・一級・二級といった階級があり、それぞれ国家試験を受験して合格すれば、ボイラー技士の免許が取得できます。
ただ、その受験資格にはそれぞれハードルがありまして、いきなり特級ボイラー技師に挑戦!≠ニいう事は出来ません。
特級ボイラー技士は一級ボイラー技士の免許をもっていないと受験できまただ、一級ボイラー技士の受験資格は二級ボイラー技士の免許を取得している事が前提となっています。
ただ、実際にボイラーを取り扱う場合、階級に関係なくどんなボイラーでも取り扱いは可能≠ナ、ボイラー技士の資格≠持っていれば、ボイラーを取り扱う仕事に従事できます。
一級ボイラー技士や特級ボイラー技士は、現場の責任者として必要とされる資格なのです(つまりボイラーを扱う部署で、部下を統括管理しなければならない管理職になる場合に必要になる。特級と一級の違いはボイラー施設の規模の大きさでかわってくる)。
そんなわけでボイラー技師の資格を取るのには、まず二級ボイラー技士の免許を取るところからスタートするのですが、この二級ボイラー技士には、受験資格があります。
それは大学、又は高専などで、ボイラーに関する学科を習得して卒業した物で、その後、3ヶ月以上の実地研修を経たもの≠ニいう条件があるのです。
そんな条件を付けられしまったら、全くの素人はボイラー技師になる事はできない、という事になりますが、二級ボイラー技士の受験資格の取得には他にも方法はあります。
全くの素人の場合ですと、日本ボイラー協会、ボイラ・クレーン安全協会などの団体が全国で開講しているボイラー実技講習(有料、日程は3日間)≠受講することです。
このボイラー実技講習を受ける事によって、二級ボイラー技士を受験する資格が得られます(あくまでも受験資格≠ナ、この講習を受講しただけではボイラー技士の資格は得られない)。
二級ボイラー技士の受験合格率は、51.8%と、国家試験の中では比較的難易度は低めで、取り易い国家免許≠ニいえます(ちなみに一級は39.2%で特級は22.6%)。
最近は技術の進歩・発展でボイラーそのものが小型化する傾向にありまして、特級や一級のボイラー技師が必要なボイラー施設は少なくなってきていますので、ボイラー技士の上の資格≠無理に目指す必要はありませんが反面、有利な条件で就職をするためには、ボイラー技師だけでなく、燃料に関係する危険物取り扱い者や、電気工事技師の資格も併せて取得した方がいいでしょう。